理学療法士のツレヅレ

おもに理学療法士が臨床や生活の中で見出した何かを書いています

体をひねった時にでる腰痛でお悩みのあなたへ

腰痛でお困りのみなさま、こんにちは。理学療法士のツレヅレです。

腰痛シリーズ3日目です。

さて今日は体をひねった時に痛みが出る腰痛にお悩みのあなたへ効果実証済みの腰痛に対するエクササイズのヒントとアイデアをシェアいたします。

本日も注意点として

・痛みを出さない範囲で動かす

・無理に動かさない

この2点を意識してより快適な体になるためのエクササイズにしてください^^

体をひねった時に腰痛が出る症状の特徴として

・症状は一時的であることが多い

・長時間同じ姿勢で座ると痛みがでて大変

・前かがみでは痛みが出ない

・体を横に倒すと痛い

・足の付け根や膝を曲げたときに痛みが出やすい

・痛くて寝ているときに寝返りができない

こういった症状が起きるときあなたの体では

股関節や太ももの筋肉がかたいために腰が必要以上にひねられている可能性があります。

具体的には大腿筋膜張筋や中臀筋など股関節の外側にある筋肉が影響していることがよくみられます。

これに対するエクササイズですが目的はずばり足の動き振り回されない腹部を作ること!これです。

1仰向けに寝て両膝を立てた状態、おへそを背骨にくっつけるような意識で背骨を床に平行にして隙間ができないように姿勢をとる

2片方の足は床に着けたまま反対の足を膝を曲げたまま持ち上げたあとおろす

3片方の膝を胸に抱え反対の足を持ち上げたあとおろす

4片方の膝を天井に向けて突き上げる状態を保ちつつ反対の足を持ち上げたあとおろす。この時背中と床の間に隙間ができないよう注意

1-4の運動を左右10回ずつ行いますが、1-4すべてを行うのではなく簡単な1から順番に試してみて無理なく10回できるギリギリのものを選んでやってみてください。

腰を固定した状態では意外と力を入れにくいことに気づけると思います。

この意外と力をいれにくいなと気づくことって結構重要でそれが自分の体と会話をするための第一歩となります。

わたしたちの体はやりにくい動きを避けるようにするのでわりと決まったパターンの体の使い方で立ったり座ったり、物を拾ったりと生活を送っています。

ご飯のときに何も考えずに箸を利き手でもつように、生活の中の動作も無意識でやりやすいパターンで動かしています。

大事なのはその動作が正しい、間違っているという基準を作ることではなくパターンを固定せずいろんな動きが気持ちよくできる体でいること。

そのためには自分の体がどんな風に動けるのかゆっくり体を動かし体と会話をして知ることから始めてみませんか?

会話をしているうちにふわーと体が緩む瞬間がきたり

自分のイメージに体がついてきてくれる感覚が出てきたら自分の体とつながった証拠です。

ぜひ自分の体とお友達になってみてください。

 

それではー